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2013年7月25日木曜日

映画感想『クラッシュ』

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映画『クラッシュ』を観ました。観たのは少し前になりますが、感想を書いておきたいと思います。内容に関する言及もあるので、気になる方は視聴されてから読んでください。

『クラッシュ』は2005年のアメリカ映画で、クリスマス間近のロサンゼルスを舞台に、1つの交通事故をきっかけとして、人種差別や家族関係といった様々な人間模様を含む、人々の衝突の物語が展開される。西海岸というだけで何となく明るく晴々とした街と人々のイメージを持っていたが、他民族が共生するアメリカの都市の一筋縄ではいかない部分を垣間みて安易なイメージは禁物だと思いました。この映画が素晴らしいのは、映画としてのストーリー展開、すなわち観客を引きつけ、最後まで何が起こるんだという気分にさせる展開を十分に保ちながら、一体誰が悪いんだろう、何が問題なんだろうと観客に考えさせる内容を伴っている点です。私は最後まで、この映画の中に「悪人」を見つけられませんでした(もちろん部分的に悪行を行う人物もいるのですが、次のシーンでは彼が家族に非常に優しく接していたりする)。 ある意味、皆が悪く、そして誰も悪くないという状況の中で、人々のもつ差別意識や妬み等が絡み合い、ストーリーを展開していきます。上手く整理出来ませんが、非常に面白い映画なので、観られてない方は、是非ご覧になって下さい。自分も再度観てみるつもりです。
 
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